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malloc_error_break発生時の対応(XCodeでブレークポイントを設定する)

XCodemalloc_error_breakのブレークポイントを設定する手順

環境
Unity 5.3.4f1
XCode 7.2.1


UnityでiOS版のビルドを行い、iPhoneをつないで確認中にエラーが発生した時の
対応とXCodeでのブレークポイントの張り方についてのメモ。


エラーの内容は以下の通り。

malloc: *** error for object 0x170409850: Invalid pointer dequeued from free list
*** set a breakpoint in malloc_error_break to debug

ブレークポイントを張れとのこと。

以下XCodeでのブレークポイントの張り方手順。

手順

1.Breakpoint navigatorを表示する

f:id:uwanosora22:20160530120235p:plain

画面左上のメニューから五角形のアイコンをクリックする

2.左下の+ボタンを押す

f:id:uwanosora22:20160530120426p:plain

3.「Add Symbolic Breakpoint...」を選択する

f:id:uwanosora22:20160530120514p:plain

メニューが表示されるので「Add Symbolic Breakpoint...」を選択する

4.ブレークポイントの設定

f:id:uwanosora22:20160530120613p:plain

ポップアップが表示されるのでSymbolの欄に「「Add Symbolic Breakpoint...」を選択する」と入力する。
(ポップアップ外をクリックするとポップアップが閉じられる)



ブーレークポイントを張ることでの発生したスレッドやスタックの内容が確認できた。

今回はデータの保存回り(AssetStoreで購入したアセットを使用)で発生していた。
自作の機能ではないので設定を変えることで回避した。